先日(5/21)、大阪大学の研究専用ポータルサイトResOUで「歯科健診未受診の高齢者で死亡リスクが約1.5倍に」という研究発表がありました。
大阪公立大学大学院看護学研究科の大槻 奈緒子講師と大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター保健管理部門の山本 陵平教授らの共同研究グループは、2017年10月~2019年3月の期間、継続して大阪府後期高齢者医療保険に加入していた75歳以上の946,709人を対象に、歯科健診・歯科受診の有無と死亡の関連を生存時間解析で検討しました。
対象者を4群(①歯科健診有り・歯科受診有り ②歯科健診有り・歯科受診無し ③歯科健診無し・歯科受診有り ④歯科健診無し・歯科受診無し)に分け、年齢や基礎疾患などの背景因子が一致する対象者ごとに分析した結果、④群の高齢者は、②群の高齢者に比べて死亡リスクが男性で1.45倍、女性で1.52倍であることが明らかになったとのことです。
※「歯科健診未受診の高齢者で死亡リスクが約1.5倍に – 大阪大学 ResOU」
6月4日~10日は、歯と口の健康週間で「むし歯予防デー」です。
虫歯や歯周病の予防のために、
定期健診で歯周病検査や歯のクリーニング、歯石の除去などをして
むし歯や歯周病の予防と早期発見で歯の寿命を延ばし、歯の健康を保持しましょう。
※定期健診の受付
TEL:072-729-5775
松本歯科(受付)まで。